TDP(トップページダウンペナルティ)とは、Googleがガイドラインに違反したサイトにペナルティを与えトップページの検索順位を大きく後退させることを言います。
Google のウェブマスター向けガイドライン
当サイトもしばらくの間、このTDPを受けていました。
いろんな観点から検証を行ってきましたが、特に気になったのが以下のような原因によるものです。
- サイト内ページの大量の修正、増加、削除
- 外部リンクの大量の削除や増加
TDPを受けたと思われる時期が、サイトリニューアル後しばらくしてからで、リニューアルの際に古い記事をすべて削除していたからです。
Googleのウェブマスターツールで確認したところ、これが原因で大量のクロールエラーページが発生していることもわかりました。
ですが、これだけが原因だとすると大量に削除する度にインデックスから削除してもらう必要があるということなので、いちいちそんな手間をかけなければならないというのも不自然なことです。
Googleのウェブマスターツールで確認したところ、これが原因で大量のクロールエラーページが発生していることもわかりました。
ですが、これだけが原因だとすると大量に削除する度にインデックスから削除してもらう必要があるということなので、いちいちそんな手間をかけなければならないというのも不自然なことです。
ここで一つ見落としていたことがあります。
404エラーページを作る際、ユーザビリティを考慮してトップページへのリンクを貼っていたことです。実はこれが最大の原因だったのではないかと考えています。Googleはこの大量に発生した404エラーページのバックリンクをスパムと判断した?
早速この404エラーページのリンクを削除してしばらく静観していたところ、トップページダウンペナルティは解消されました。
この404エラーページのバックリンクを意図的に利用してSEO効果を上げられるというようなことが紹介されている記事もありしましたが、現在ではこれらがスパム扱いとなっていたのかもしれません。
そして、気になることがもう一つ。
Googleの「パンダアップデート(Googleの検索アルゴリズムの改変のコードネーム)」が行われたということ。
7月25日、Googleの公式Twitterアカウントがパンダ・アップデートの更新告知をツイートしました。
「New data refresh of Panda starts rolling out tonight. ~1% of search results change enough to notice.(パンダのデータ更新を今夜実行します。認識できる検索結果の変化は約1%です。)」
アップデートの詳しい内容:Google Webmaster Central Blog(英語)
さて、このパンダアップデートでどのような改変が行われたのでしょうか?
もしかするとこのパンダアップデートでTDPから生還できた?
真相はわかりません。