パソコン周辺機器メーカー大手・バッファロー(名古屋市)製の無線LANルーターのプログラムを更新すると、インターネットバンキングのIDと暗証番号を盗み取られるウイルスに感染することが分かった。
800人以上が更新ファイルをダウンロードしており、同社はパソコンからファイルを削除するよう呼び掛けている。
同社によると、5月27日午前6時頃から、無線LANルーターやハードディスクなど同社製の周辺機器の機能を更新するファイル10個が改ざんされ、ウイルスを仕込まれた。同日午前6時~午後1時の間に更新ファイルをダウンロードし、実行するとウイルスに感染し、利用者がその状態でネットバンキングを使うと、入力したIDや暗証番号が抜き取られた可能性があるという。 by YOMIURI ONLINE